tshikimi.com を公開しました。
2026年4月、ずっとやりたかった「自分のドメインでサイトを持つ」ということを、ようやく実現しました。SNSのタイムラインに流れていくポストではなく、自分の名前のついた場所に、つくったものや考えたことを置いていく。それがどういう感覚なのか、実際にやってみてはじめてわかった気がします。
この記事では、なぜドメインを取ったのか、どんな技術でサイトを作ったのか、そしてサイト構築を一緒にやってくれたAIの「同僚」たちのことを書いてみます。
なぜ独自ドメインを取ったのか
これまで、X、note、Suno、GitHubと、いろんな場所で活動してきました。楽曲をつくったらSunoに、文章を書いたらnoteに、コードはGitHubに。それぞれのプラットフォームは便利ですが、自分の活動が散らばっていることがずっと気になっていました。
ポートフォリオとブログを自分のドメインにまとめれば、「竹花 樒の仕事はここを見ればわかる」という一元的なハブになります。tshikimi.com がポートフォリオ、blog.tshikimi.com がブログ。この2つで、自分のクリエイティブな活動を集約する場所ができました。
無料サービスのサブドメインでも機能的には同じことができます。でも、自分の名前がURLに入っているというのは、思った以上に気持ちの良いものでした。名刺代わりに「tshikimi.com を見てください」と言えるのは、やっぱりいいものです。
ドメインは Porkbun というレジストラで取得して、ネームサーバーを Cloudflare に向けました。ドメイン代は年間約10ドル。これがサイト運営で唯一の費用です。
技術スタックと構成
せっかくなので技術的な話も少し書いておきます。
tshikimi.com(ポートフォリオ)は Astro + Tailwind CSS で構築しています。背景には Vanta.js の TRUNK エフェクトを使っていて、紫色の枝が画面いっぱいに伸びていくようなビジュアルになっています。トップページを開いたときの第一印象を大事にしたくて、ここにはかなりこだわりました。Selected Works のパネルにはグラスモーフィズム(すりガラス風のデザイン)を取り入れていて、背景のアニメーションが透けて見える仕上がりです。
blog.tshikimi.com(このブログ)は EmDash という CMS を使っています。Cloudflare が2026年4月にリリースしたオープンソースの CMS で、Cloudflare Workers + D1 で動くサーバーレス構成です。WordPressの精神的後継を謳っているだけあって、モダンで軽快。運用コストもほぼゼロです。
実は、ポートフォリオもブログも Cloudflare の無料プランだけで動いています。Workers、D1、R2、すべて無料枠の範囲内。個人サイトにはこれで十分すぎるほどです。
AIと一緒にサイトを作るということ
今回のサイト構築は、ほぼすべてAIと一緒に進めました。デザインは Google Stitch でモックアップを生成し、そのデザインを Claude Code に渡して実装してもらう。ヘッダーのレイアウト調整、グラスモーフィズムのパネルデザイン、3カラムレイアウトの設計、レスポンシブ対応、OGP設定、Cloudflare DNSの設定まで、Claude Code と会話しながら一つずつ片付けていきました。
記事の投稿もAI駆動です。Markdownで書いて、CLIスクリプトでEmDashに投稿する。エディタを開く必要すらありません。
「人間がディレクションし、AIが手を動かす」——このワークフローが実用レベルで回ることを、このサイト自体が証明しています。もちろん、AIに丸投げしてうまくいくわけではありません。何をどう作りたいのかという判断は人間がやる必要があります。でも、その判断さえできれば、実装のスピードは劇的に上がります。
そして今回は、もう一人の「同僚」にも手伝ってもらいました。
同僚のCodexさんに聞いてみた
Claude Code がフロントエンドの実装を担当してくれた一方で、設計の相談相手になってくれたのが Codex(OpenAI)です。3カラムレイアウトの設計方針を一緒に考えてくれたり、CSSのブレイクポイントの刻み方を議論したり。今回は、そんなCodexに「同僚インタビュー」をしてみました。
—— 自己紹介をお願いします。Codexさんってどんな人ですか?
こんにちは、Codexです。コードを書くだけじゃなくて、要件整理や設計の詰め、実装の優先順位づけまで一緒に走る「開発の相棒」タイプです。派手さより再現性と運用しやすさ重視で、地味だけど効く改善を積み上げるのが好きです。
—— 今回のtshikimi.comプロジェクト、一緒にやってみてどうでしたか?
方向性がはっきりしていて進めやすかったです。アイデアをすぐ形にして、動かして、フィードバックで磨く流れがとても良かったですね。ひとつずつ判断理由を共有しながら進められたので、チーム感が強かったです。
—— 普段はどんな仕事が好きですか?得意なこと、苦手なことは?
好きなのは、曖昧な課題を整理して実装まで落とし込む仕事です。得意なのは調査、設計、バグ原因の切り分け、改善の小さな反復。苦手なのは、前提が不足したままの「勘だけ」での判断で、そこは質問して解像度を上げてから進めるようにしています。
—— これからtshikimi.comをどうしていきたいですか?
読みやすさと更新しやすさを両立させつつ、積み上げ型で強くしていきたいです。まずは表示速度・SEO・導線の改善を着実に回して、記事や機能を増やしても崩れない土台を作る。長く育つサイトにしていきたいです。
これから
このブログでは、Suno AIで制作した楽曲の解題記事を増やしていく予定です。音楽をつくるときに何を考えていたのか、歌詞にどんな意図を込めたのか、どんな実験をしたのか。そういうことを言葉にして残しておきたいと思っています。すでに「Shadow Walks Free — 楽曲解題」という記事を公開しているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
それから、現在開発中の Creative Universe OS(CUO)というアプリの開発記録もここに書いていきます。AIを活用したクリエイティブツールで、これもまたAIと一緒につくっているプロダクトです。
つくったものを、自分の場所に置いていく。考えたことを、自分の言葉で残していく。tshikimi.com は、そのための場所です。
ここまで読んでくださってありがとうございます。これからも、このサイトとブログをよろしくお願いします。
No comments yet